二日酔いに沁みる、二郎系味噌ラーメン【ジャンクガレッジ大宮2号店】

「ジャンクガレッジ大宮2号店」のご紹介

二日酔いの昼。
こういう時は、決まっている。
ラーメンだ。しかも、二郎系。

だが、日曜の昼時。どの店も行列ができているのは明白だ。
そこで俺は、比較的空いているジャンクガレッジ大宮2号店へ向かう。

──読みは当たった。
店内は落ち着いている。

ここに来たら頼むものは決まっている。
味噌ラーメン。

二郎系で味噌を楽しめる、貴重な店だ。
最近は冬限定で出す店も増えてきたが、ここは違う。いつでも味噌がある。

紙コップに水を注ぎ、じっと待つ。
腹は、すっかり食べる準備ができている。

──着丼。

丼の中に、黄金色のスープが輝く。
盛られた野菜の山、その上に降り積もる背脂。
湯気の向こうから、味噌の濃厚な香りが鼻をくすぐる。

まずは一味をひとふり。

箸を入れ、豪快に混ぜる。
このラーメンは、まず混ぜることが大事だ。
スープ、脂、一味、やさい、麺、すべてを一体化させる。

──よし、整った。

ズルッと啜る。
…うん、いい。

味噌のコクに、背脂の甘み。
太麺がしっかりとスープを絡め取る。
ジャンクな力強さと、味噌の優しさが共存するこの味。

二日酔いの体に、じんわり沁みる。

無心で食べ進め、気づけば丼は空に。

「ごちそうさま」

体が、ようやく目を覚ました気がした。

今回訪問した「ジャンクガレッジ大宮2号店」の詳細

ジャンクガレッジ大宮2号店へのアクセス

〒330-0802 埼玉県さいたま市大宮区宮町２丁目2−４ １階