土曜18時、阿佐ヶ谷にて
土曜日の18時。
阿佐ヶ谷駅を出ると、夕暮れと夜の境目みたいな空気が街に漂っている。
人の流れは多いが、どこかせわしなさはない。
――いい時間だ。
今日はひとり。
予定も、約束もない。
ただ、腹と喉が静かに「飲みたい」と言っている。
阿佐ヶ谷という街
阿佐ヶ谷は不思議な街だ。
派手ではないが、気取らない店が多い。
路地に入ると、生活と酒の匂いが混ざり合う。
「阿佐ヶ谷 居酒屋」で検索すると、必ず名前が出てくる店がある。
居酒屋 越川。
今日は、そこに導かれている気がした。
居酒屋 越川
土曜18時。
案の定、店内は満席。
予約なしでは難しいらしい。

だが――
「外の席なら空いてますよ」
その一言で、流れが決まった。
外席。
少し寒いが、それもまたいい。
夜は、始まったばかりだ。
酒と肴が静かに並ぶ
お通しと生ビール
まずは生ビール。
グラスに立つ泡が、今日一日の区切りをつけてくれる。

お通しは、焼きそば。
これが妙にうまい。

(いきなり、気を抜けない店だな)
鰻の肝煮
次に出てきたのが、鰻の肝煮。
照り、艶、香り。
箸を入れる前から、酒が進む。

口に入れると、苦味と甘みが同時に来る。
――これは、大人の味だ。
カンパチの刺身
続いてカンパチ。

歯を入れた瞬間、身が弾く。
鮮度がいい刺身は、語らない。ただ、うまい。
もつ煮込み
寒さを感じ始めたころ、もつ煮込み。

やわらかく、臭みがない。
上品な味わいだ。
体の芯に、じわっと染みる。
ホッピーセット白
ここでホッピー。
白。
この店、酒の流れが自然すぎる。

海老の頭焼き
香ばしい匂いに、思わず笑う。

(これ、頼んで正解だ)
刺身盛り合わせ
最後に刺身盛り合わせ。

どれも主役。
酒が、追いつかない。
黒霧島ロック
締めは黒霧島ロック。

静かに、夜が深まる。
会話・交流|外席の距離感
店員さんは必要以上に話しかけない。
でも、必要なところはちゃんと見ている。
隣の席の会話が、ほどよく耳に入る。
――こういう距離感が、阿佐ヶ谷らしい。
(ひとりで飲むって、こういうことだよな)
――また、来よう。
今回訪問した「阿佐ヶ谷 居酒屋 越川」の詳細
阿佐ヶ谷 居酒屋 越川へのアクセス
〒166-0004 東京都杉並区阿佐谷南3丁目37−5
| 営業時間 | 16時30分~2時00分 無休 営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 駐車場 | 無 |

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