「伍福軒(ごふくけん) 大宮東口店」のご紹介
平日の午前。
大宮の東口を歩いていたら、行列が目に入った。
この感じ…ただごとじゃない。

時計を見ると10時50分。
まだ昼前だというのに、すでに20人以上が店の前に並んでいる。
「伍福軒」…今日が開店初日らしい。

――ラーメンが500円? そりゃ並ぶか。

列に加わり、じっと待つ。
午前11時15分。
列はゆっくりと進み、ようやく俺の番が来た。
静かに自動ドアが開く。
外の熱気から、涼しい空気へと一気に包まれる。
――ようやく、たどり着いた。

席に案内され、まずはQRコードで注文。
味玉と辛ネギを追加し、半ライスも忘れずに。

ふと目をやると、卓上には調味料がずらりと並んでいる。
おろしにんにく、たくあん、辛味噌、醤油、お酢、ラー油、一味、黒胡椒、白胡椒。
この並びだけで、ご飯が食べられそうだ。

しばらくして、ラーメンがやってきた。
まず、スープの黒さに目を奪われる。
レンゲを差し入れると、まるで墨のように漆黒――

口に運ぶと、醤油の香ばしさが鼻を抜け、豚骨のコクが舌を満たす。
強い。だが、芯がある。
醤油のキレが、まるで職人の包丁のように鋭い。

中太ストレート麺が、この濃厚なスープをしっかりと絡めとる。
どこか懐かしく、安心感がある。
味玉は固ゆで。
最近よくある半熟のとろける黄身もいいけれど、
こういうしっかりしたやつも、いい。
まるで昔のラーメン屋の名残りを感じるようだ。
辛ネギがピリッと舌を刺激する。
味の流れにアクセントが加わり、食欲がさらに加速する。
そして、半ライスにスープを少し垂らしてかきこむ。
……やはりこれだ。
ラーメンとごはんは、兄弟のようなもの。離してはいけない。
食べ進めながら、卓上の辛味噌をレンゲに少し落とし、スープに溶かしてみる。
……ふむ。コクに厚みが出る。
一味をひと振り、にんにくを少々――
まるでスープが自分の好みに寄り添ってくるようだ。
この調味料の自由度、うれしいな。
完食。
黒いスープの中に、心まで溶け込んだような感覚。
――やっぱり、ラーメンは一期一会だ。
今日のこの一杯、しっかりと、心に刻んでおこう。
今回訪問した「伍福軒(ごふくけん) 大宮東口店」の詳細
テンプレートさんに伺った際の動画になります!
写真だけでは伝えられない魅力がつまっていますのでぜひ御覧ください!
伍福軒(ごふくけん) 大宮東口店へのアクセス
〒330-0846 埼玉県さいたま市大宮区大門町1丁目45−3
営業時間 | 10:00 – 03:00 営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
オープン日 | 2025年7月16日 |
公式アカウント | https://x.com/gofukuken https://gofukuken.com/ |
駐車場 | 無 |
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