「ニューラーメンショップ主水」のご紹介
土曜日、午前11時。久喜の「ニューラーメンショップ主水」に足を運ぶ。
開店と同時のはずなのに、店内はもうほぼ満席だ。
地元の人々の熱い支持を肌で感じる。
運良く空いていたカウンターに腰を下ろし、ほっと胸をなでおろした。


メニュー表を眺める。
目が合ったのは「メンマチャーシュー」、そして「ネギ丼」。
それに、昼間からの背徳的なご褒美――「生中」。

最初にやってきた生中。ジョッキが手に冷たさを伝える。
ゴクリとひと口。……くぅっ、体の奥まで沁みる。喉を駆け抜ける爽快感に思わず笑みが漏れる。
合わせるのはネギチャーシュー。シャキシャキのネギに、とろけるようなチャーシューの脂。
ああ、これは危険だ。ビールが止まらない。
「開店直後からこの混み具合……さすがだな」
心の中でそうつぶやきながら、再びジョッキを傾ける。

やがて「メンマチャーシューラーメン」と「ネギ丼」が到着。
丼の上に堂々と鎮座する大ぶりのチャーシュー。
光沢を帯びたメンマがきらめき、湯気とともに香ばしい豚骨醤油の匂いが漂ってくる。
隣のネギ丼は、山盛りのネギが白飯を覆い隠すほど。

レンゲでスープをひと口。濃厚な豚骨醤油が舌にまとわりつく。
コクが深いのに、後味はすっと軽やか。思わず心の中で「うまい」とつぶやいていた。
麺をすすると、中太のストレート麺がスープをしっかり抱え込み、噛むたびに小麦の甘さがじんわりと広がる。


チャーシューは箸で持ち上げればホロリと崩れ、脂身はとろり、赤身はじっくりと肉の旨みを伝えてくる。
メンマのコリコリとした歯ごたえがまた心地よい。
ビールの残りを流し込めば……最高のご褒美だ。

そしてネギ丼。熱々の白飯に、刻みチャーシューとシャキシャキのネギが絡む。
タレの香ばしさが全体を包み込み、気づけば箸が止まらなくなっている。
「ラーメンにネギ丼、そして生中……休日の昼にこれ以上、何を望む?」
独り満ち足りた気分で、スープの最後のひと口を飲み干した。
本当に美味しかった。……来週は、つけ麺を食べに来よう。
今回訪問した「ニューラーメンショップ主水」の詳細
ニューラーメンショップ主水へのアクセス
埼玉県久喜市北青柳79-1
営業時間 | 火・水・木・金 11:00 – 16:30 L.O. 16:20 土・日・祝日 11:00 – 20:30 L.O. 20:20 月 定休日 ■ 定休日 第三火曜 営業時間・定休 営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
公式アカウント | http://www.ramen-mondo.com/ |
駐車場 | 有 |
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