【三島 絶メシ朝ラー】一条流中華そば 智颯で、旅の途中にすする静かな一杯

一条流中華そば 智颯の外観
目次

「一条流中華そば 智颯」のご紹介

週末の朝。
まだ街が完全に目を覚ます前の時間に、なんとなくハンドルを握っていた。
行き先は静岡県三島市。理由は単純で、「今日はラーメンが食べたい気分だった」それだけだ。

一条流中華そば 智颯の外観

土曜日の朝9時30分。
店の前に着いた瞬間、ちょっとだけ驚いた。
……あれ、もうほぼ満席じゃないか。
朝ラーって言葉は知ってるけど、実際にその光景を見ると、なんだか旅先で地元の朝市を見つけた気分になる。

暖簾の向こうにあるのは、一条流中華そば 智颯(ちはや)
派手な看板も、過剰な主張もない。
でもこの店、どうやら“分かる人には分かる”系らしい。

一条流中華そばといえば、澄んだ醤油スープが軸。
ワンタンやチャーシューが脇役じゃなく、ちゃんと主役を張ってくる。
静かだけど、芯がある。そんな系統だ。

一条流中華そば 智颯の券売機

券売機の前では、迷いはなかった。
特製中華そば
食券を手渡すとき、「醤油でお願いします」と一言添える。

張り紙

ふと壁を見ると、「味の濃さ調整いたします」の文字。
……こういう一文に弱いんだよな、こっちは。

一条流中華そば 智颯の特製中華そば

ほどなくして、着丼。
どん、ではなく、すっ…と置かれる感じ。
透き通った醤油スープの表面に、きらっと光る香味油。
ワンタン、チャーシュー、味玉が、やけに行儀よく並んでいる。
派手じゃない。でも、静かに強い。そんな見た目だ。

スープ

まずはスープをひと口。
キリッとした醤油の輪郭が、舌にすっと立ち上がる。
そのあとから、鶏の旨味がじわ〜っと追いかけてくる。
朝なのに重くない。
むしろ、「あ、今日はこれで正解だったな」と思わせる軽さ。

ワンタン

ワンタンを箸で持ち上げると、つるん。
口に入れると、じゅわ。
皮のなめらかさと、餡の旨味がちゃんと一体になっている。
……そういえば昔、誰かが言ってた。
「ワンタンがうまい店は、だいたい間違いない」って。

麺

麺はしなやかな細麺。
ズズッと啜ると、スープと一緒に醤油の香りが鼻に抜ける。
主張しすぎないのに、ちゃんと存在している。
こういう麺、気づくと無言で食べてしまう。

味玉

味玉は、ほどよく固め。
黄身のコクが、キレのあるスープにちょうどいい緩衝材になる。
全体のバランスが、なんだか妙に心地いい。

気づけば、丼の底が見えていた。
朝から満席なのも、なんとなく分かる。
ドライブの途中で、ふらっと立ち寄っただけなのに、
妙に記憶に残る一杯だった。

……さて、帰り道はどうしようか。

今回訪問した「一条流中華そば 智颯」の詳細

一条流中華そば 智颯へのアクセス

〒411-0031 静岡県三島市幸原町2丁目15−37

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この記事を書いた人

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