高崎の名物パスタ「はらっぱ本店」でピッカンテを味わう!

スパゲッティー専科 はらっぱ 本店の外観
目次

「スパゲッティー専科 はらっぱ 本店(高崎)」のご紹介

三連休初日の土曜日。
11時半の高崎駅前。
冷たい風の中、すでにはらっぱ本店の前には長い列ができていた。

——30人ほどか。
すごいな。パスタでこの行列。

列に加わると、店員が静かにメニューを差し出す。
紙の端に書かれた「ピッカンテ」の文字が、妙に目を引いた。
魚介とトマトのパスタ。——いい、これにしよう。

生麺も選べるらしいが、あのモチモチ感は少し苦手だ。
今日は乾麺で、しっかり噛みたい気分だ。

1時間。
待ち時間というより、腹をすかせる儀式のようだった。

ようやく案内された席。
腰を下ろすと同時に、湯気をまとった赤い一皿が目の前に置かれた。

スパゲッティー専科 はらっぱ 本店のピッカンテ

——これが、ピッカンテ。

トマトの酸味と魚介の香りが鼻を抜ける。
スープは思いのほか多く、熱々だ。
フォークを入れると、麺がスープをまとって艶めく。

スパゲッティー専科 はらっぱ 本店のピッカンテのスープ

一口。
熱い。……けど、うまい。
トマトの甘みと魚介の塩気が、ちょうどいい。
乾麺の歯ざわりが、スープのコクを引き立てる。

スパゲッティー専科 はらっぱ 本店のピッカンテの麺

——なるほど、これは人気が出るわけだ。

でもどこかで思う。
家でも作れるな……これ。
同じくらいの金額をかければ、具材をもう少し豪華にしてもいい。
それでも、こうして店で食べる時間は特別だ。
行列の先に待つ一皿には、店の熱と客の期待が詰まっている。

最後のひと口をすすりながら、ふと思う。
——今度は自分のキッチンで、この味を超えてみよう。

静かな満腹感とともに、席を立った。
外に出ると、また新しい行列ができていた。
高崎の昼、スパゲッティーの香りが風に溶けていく。

今回訪問した「スパゲッティー専科 はらっぱ 本店(高崎)」の詳細

スパゲッティー専科 はらっぱ 本店(高崎)へのアクセス

群馬県高崎市上中居町1679-1

よかったらシェアしてください♪
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

フリーのWebクリエイター(ホームページ制作)
自由な働き方で楽しく制作中!
最近は動画制作・動画編集にも挑戦してます!
お酒 & 旅(車中泊・キャンプツーリング) & グルメ(ラーメン)好き
共通の趣味がある方、ぜひお気軽にフォローしてください!😆

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次