【西日暮里・一由そば】深夜の締めに名物ゲソ天そばをすする幸福な時間

西日暮里・一由そばの外観
目次

「西日暮里・一由そば」のご紹介

土曜の夜、八時過ぎ。
一軒目の酒がゆっくりと身体に回り始めたころ、ふと、締めたい気持ちが顔を出した。
西日暮里。一由そば。あの湯気。あのつゆ。
気づけば、足が吸い込まれていた。

西日暮里・一由そばの看板

店の前には六人ほどの列。
湯気と出汁が夜の空気に溶けている。
この匂い、待たされても悪くない。

壁いっぱいの手書きメニュー。
眺めているだけで幸せになってくる。
こういう店は、選ぶところからもう旨い。

普通の蕎麦。
ミニゲソ天。
ミニ紅生姜天。
今夜は、これだ。

西日暮里・一由そばの蕎麦

丼を受け取る。
つゆの香りが深い。
麺をひと口、持ち上げる。

西日暮里・一由そばの麺リフト


湯気をまとった蕎麦は、太すぎず細すぎず、ちょうどいい存在感。
啜った瞬間、甘みと醤油が鼻へ抜けていく。
酒が静かに薄まる感じがいい。

西日暮里・一由そばのゲソ天

そしてゲソ天。
小ぶり。だが噛むと弾む。
衣は軽く、つゆを吸うと少しだけ柔らかくなる。
ザク、ふわ。
この境界線がうまい。

紅生姜天が赤く染まっている。
その赤がつゆに落ちると、ほんのり酸味。
後味が締まっていく。

麺。天ぷら。つゆ。
交互に繰り返し、丼の底が見えてくる。
ただそれだけなのに、満たされていく。

食べ終えると、夜風が気持ちいい。
ああ、また来るだろう。
飲んだ夜はきっと、ここに立っている。

今回訪問した「西日暮里・一由そば」の詳細

西日暮里・一由そばへのアクセス

住所

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