【スタンドオオトモ】仙台いろは横丁の立ち飲みで出会った!安くて美味すぎる絶品肉刺しとハラミねぎポン酢

スタンドオオトモに貼ってあるビラ

仙台の夜は、どこか澄んでいる。

心地よい冷気を孕んだ夜風が、火照った頬をそっと撫でていく。
先ほどまで「かき小屋ろっこ」で、海のミルクたる牡蠣の旨味と酒の余韻にどっぷりと浸かっていた。
腹は八分目といったところか。いや、まだだ。俺の胃袋は完全に眠りについていない。
この絶妙な「ほろ酔い」の隙間を、ピタリと埋めてくれる何かを求めている。

ホテルへ直行するには、少しもったいない夜だ。もう少しだけ、この街の空気を吸っていたい。

目次

昭和の香りが色濃く残る、いろは横丁を彷徨う

俺の足は、自然といろは横丁の細い路地を縫うように歩いていた。
昭和の面影を色濃く残すこの一帯は、まるでタイムスリップしたかのような錯覚に陥る。
左右にひしめき合う小さな店々から漏れる、暖かな光と賑やかな笑い声。
歩いているだけで、酒場の引力に吸い寄せられそうになる。

「さあて、2軒目はどうするべきか……」

立ち止まり、周囲を見渡す。重たいものは要らない。気の利いたツマミで、サクッと飲んで、スッと帰る。
それが粋な2軒目の使い方というものだ。

ふと、目に飛び込んできた小さな看板。

『スタンドオオトモ』

スタンド……立ち飲みか。いいじゃないか。
今の俺の腹具合と、少しばかり軽くなった財布の事情に、これ以上なくフィットしそうな予感がする。
提灯の明かりに誘われるように、俺はふらりとその暖簾をくぐった。

(……しまった。気分が良すぎて、店の外観の写真を撮り忘れたぞ。まあいい、このほろ酔いの心地よい感覚こそが、今夜の一番の記録だ)

立ち飲み屋の熱気

店内はこじんまりとしているが、常連客や仕事帰りのサラリーマンたちの活気に満ち溢れていた。
立ち飲み特有の、この客同士の肩が触れ合いそうな距離感。嫌いじゃない。
むしろ、この雑多な空間に一人でポンと放り込まれる感覚が、妙に心地いい。

カウンターの隅にわずかなスペースを見つけ、陣取る。
さあ、何で攻めようか。壁に貼られたメニューに目を走らせる。

スタンドオオトモの飲み物メニュー

まずは飲み物だ。ビールは先ほど堪能したし、ここはスッキリといきたい。よし、これだ。

「すみません、チューハイをお願いします」

次につまみだ。立ち飲み屋のメニューは、その店の顔だ。

スタンドオオトモの種類豊富なつまみメニュー

串焼き、煮込み、一品料理……どれも魅力的で、目移りしてしまう。
しかし、今の俺の胃袋が求めているのは、キュッと引き締まった酸味と肉の旨味だ。

「あと、ハラミねぎポン酢をお願いします」

注文を終え、店内をぼんやりと眺める。店員さんの無駄のない動き。グラスを傾ける客たちの楽しそうな表情。俺はこの仙台の立ち飲み屋の風景に、完全に同化している。

シンプルゆえに奥深い、チューハイとハラミねぎポン酢

「お待たせしました、チューハイです」

【画像挿入:チューハイ / alt: 氷がたっぷり入った冷えたチューハイ】

カラン、と氷が涼しげな音を立てる。ジョッキ結露が、店内の熱気を物語っている。
グラスを持ち上げ、ゴクリと喉を鳴らす。

……くぅーっ。冷たくて、炭酸がキリッと効いていて、五臓六腑に染み渡る。
変に甘くない、ストイックなチューハイ。これだよ、これ。
2軒目のスタートダッシュとして、完璧な水先案内人だ。

続いて、真打ちの登場だ。

「ハラミねぎポン酢です」

スタンドオオトモのたっぷりのネギが乗ったハラミねぎポン酢

皿の上には、こんがりと焼かれたハラミ。
その上に、これでもかと言わんばかりの青ネギがどっさりと乗っている。ポン酢の爽やかな香りが、鼻腔をくすぐる。

箸でハラミとネギを一緒につまみ、口に運ぶ。

……おおっ! 肉の弾力。噛むほどに溢れ出すハラミ特有の力強い旨味。
それを、ポン酢の爽やかな酸味が優しく包み込み、ネギのシャキシャキとした食感と辛味が、見事なアクセントになっている。

(うまい。これはたまらん。ポン酢のおかげで、さっぱりしているのに、肉を食っているという満足感がしっかりある)

すかさずチューハイで追いかける。 肉の脂とポン酢の酸味を、炭酸が一気に洗い流していく。
そしてまた、肉が欲しくなる。無限ループの完成だ。ハラミ、ネギ、ポン酢、チューハイ。
この四位一体の連携プレイ、恐るべし。

驚愕のコスパ!大ボリュームの「肉刺し3種盛り」

ハラミねぎポン酢の余韻を楽しみながら、俺の視線は再びメニューをさまよっていた。 実は、さっきからずっと気になっている文字があったのだ。隣の客が美味そうに突っついているあれ……。

「すみません、肉刺し3種盛りを追加で」

俺の口は、脳のストッパーを軽々と越えて注文を発していた。立ち飲み屋に来て、名物を頼まない手はない。

しばらくして、目の前に置かれた皿を見て、俺は思わず息を呑んだ。

スタンドオオトモの新鮮でボリューム満点の肉刺し3種盛り

(……なんだ、このボリュームは!)

皿の上には、つやつやと輝く肉刺しが、行儀よく、しかし圧倒的な存在感を放って並んでいる。
ハラミ、ハツ、そしてタンだろうか。見るからに新鮮で、角がピンと立っている。おろしニンニクとわさび。
薬味の準備も万端だ。

まずは、わさび醤油で、一切れ。

……っ!! なんだこれは。口に入れた瞬間、とろけるような甘みが広がる。臭みなんて微塵もない。
ただただ、新鮮な肉の純粋な旨味が、波のように押し寄せてくる。

(うまい、美味すぎるぞ……!これが立ち飲み屋のクオリティなのか?いや、高級焼肉店で出てきてもおかしくないレベルだ)

次はニンニク醤油で。 ガツンとくるニンニクの香りが、肉の旨味をさらに引き上げる。
噛みしめるたびに、幸せホルモンが脳内を駆け巡る。チューハイのグラスを持つ手が止まらない。

このボリューム、この鮮度、そしてこの価格。スタンドオオトモ、恐るべき店である。仙台の呑兵衛たちは、毎晩こんな贅沢を立ち飲みで味わっているのか。嫉妬すら覚えるほどの感動だ。

仙台の夜に溶け込む、極上の時間

店主と常連客の軽妙なやり取りがBGMのように心地よい。俺は誰と話すわけでもないが、この空間の熱気に包まれているだけで、不思議と心が満たされていく。

肉刺しを平らげ、グラスに残った最後の一口を飲み干す。 胃袋も、心も、完璧に満たされた。

「ごちそうさまでした」

会計を済ませ、店を出る。 夜風が、先ほどよりも少しだけ涼しく感じた。
ほろ酔いから、心地よい「いい気分」へのグラデーション。

かき小屋からの、スタンドオオトモ。 完璧なリレーだった。いろは横丁の奥深さを、身をもって知った夜。

振り返ると、赤提灯が風に揺れている。
(いい店だった。また仙台に来たら、必ず寄ろう。次は、1軒目からガッツリ攻めるのも悪くないな)

俺は満足げに一つ頷くと、仙台の夜の街へと静かに歩き出した。明日への活力が、体の奥底からじんわりと湧いてくるのを感じながら。

今回訪問した「スタンドオオトモ」の詳細

スタンドオオトモへのアクセス

住所

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