みなかみ町の温泉-鈴森の湯で過ごす秋の夕暮れ【源泉かけ流し】

みなかみ町の温泉 鈴森の湯の看板
目次

「みなかみ町の温泉 鈴森の湯」のご紹介

三連休初日の夕方、16時。
日が傾きはじめた山道を抜けると、「源泉かけ流し」の看板が見えた。どうやらここが目的地、「鈴森の湯」だ。

みなかみ町の日帰り温泉鈴森の湯の外観

車を停め、足を進める。


レトロな雰囲気の入口が、どこか昭和の旅情を感じさせる。
扉の横には「持ち込み禁止」の看板。
うん、ここは静かに湯を味わう場所なのだろう。

持ち込み禁止

ガラスのドアを開けて中に入ると、
少しひんやりした空気と静かな木の香りが迎えてくれた。

お食事処も見えたが、まだオープン前のようで人の気配はない。
階段を下った先に受付があり、そこで入浴料金を支払う。
スタッフの方が丁寧に案内してくれた。

脱衣所で服を脱ぎ、まずは体を洗う。

最初に入ったのは内湯。

みなかみ町の日帰り温泉鈴森の湯の内湯

写真は、鈴森の湯公式サイト(https://suzumorinoyu.com/)より許可をいただき引用しています。

檜づくりの浴槽からはやわらかな木の香りが立ちのぼり、湯はどこまでも澄んでいる。
片方は少し熱めで、もう片方はぬるめの湯。
交互に浸かると、体の芯までじんわり温まっていく。
加温や循環を感じさせない、これぞ源泉かけ流しの贅沢だ。

次に露天風呂へ。
扉を開けて階段を下っていくと、目の前に広がるのは阿能川の流れ。
静かなせせらぎが響き、まるで自然そのものがBGMのようだ。

みなかみ町の日帰り温泉鈴森の湯の露天風呂

写真は、鈴森の湯公式サイト(https://suzumorinoyu.com/)より許可をいただき引用しています。

湯に身を沈めると、眼前には滝が流れ、その音が心地よく耳をくすぐる。
紅葉したモミジが風に揺れ、赤や橙の葉が湯面にひとひら落ちた。
ああ、これが“秋の露天”というやつか。
ただ湯に浸かるだけで、心が満たされていく。

――いい湯だ。
派手さはないけれど、確かなぬくもりがある。
「鈴森の湯」、また季節を変えて訪れたい。

帰るころにはお食事処もオープンしていた。
ふと香ってきたのは、炭火で焼かれる岩魚の香ばしい匂い。

みなかみ町の日帰り温泉鈴森の湯の岩魚の塩焼き

写真は、鈴森の湯公式サイト(https://suzumorinoyu.com/)より許可をいただき引用しています。


どうやら食事にもかなりのこだわりがあるようだ。
地元で長く飲食業を営んできた経験を活かし、すべての料理に温泉水「二千万年水」を使っているという。
そんな話を聞くと、次は湯上がりにその味をゆっくり楽しみたくなる。

次に来たときは、あの岩魚の塩焼きと一緒に、もう一度この湯を味わおう。

今回訪問した「みなかみ町の温泉 鈴森の湯」の詳細

みなかみ町の温泉 鈴森の湯へのアクセス

〒379-1618 群馬県利根郡みなかみ町阿能川1009−2

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