「ラーメン二郎 川越店で、味噌への変更が始まったらしい」
そんな情報を聞いたら、気にならないわけがない。しかもラーメンだけでなく、つけ麺も味噌に変更できるという。
川越二郎を訪れるのは、およそ1年ぶり。久しぶりの一杯にするなら、いつもの味も捨てがたい。
しかし今回は、迷う理由がなかった。
今日は味噌だ。それも、つけ麺でいく。
土曜10時30分、ラーメン二郎 川越店へ
土曜日の午前10時30分、ラーメン二郎 川越店に到着した。
先に並んでいたのは5人。自分は6人目になる。開店後の最初の一巡、いわゆるファーストロットに入れそうな位置だ。
早く来すぎただろうかと思っていたが、その心配はすぐに消えた。
11時の開店時には、列は20人ほどまで伸びていた。
味噌を目当てに来た人も多いのだろう。少し早起きした土曜日の自分を、心の中で静かに褒めておく。
久しぶりの店内には独特の緊張感
11時になり、順番に店内へ入る。
久しぶりに入った店内は、相変わらず独特の緊張感がある。
ゆっくり会話を楽しむというより、目の前の一杯に集中するための場所だ。
正直にいえば、居心地のよい空気とは少し違う。
ただ、一人で黙々とラーメンを食べるという目的には、かえって合っているのかもしれない。
余計なことは考えず、食券を手にして席へ向かう。
そして気づいた。ここまで入店した人は、全員が味噌変更を選んでいる。
なるほど。今日は店内の気持ちが、きれいにひとつになっている。
つけ麺1100円を味噌変更
今回注文したのは、つけ麺1100円に味噌変更200円。
コールは「ニンニク、ヤサイ、アブラ」にした。
せっかく久しぶりに来たのだから、遠慮する場面ではない。
ただし、目の前に現れる量を想像すると、少しだけ背筋が伸びる。
やがて、味噌のつけ汁と麺が目の前に置かれた。

つけ汁から立ち上がる味噌の香りが、食欲をじわじわと押してくる。
濃厚そうな存在感だが、ただ重いだけではなさそうだ。
別の器には、極太麺と増したヤサイ、ニンニク、アブラ。

二つの器を前にすると、食事というより小さな作戦会議が始まった気分になる。
どこから手をつけるか。
いや、考えるまでもない。まずは麺だ。
濃厚な味噌つけ汁と締まった極太麺
箸で麺を持ち上げる。

水で締められた麺は、ラーメンで食べるときよりも輪郭がはっきりしている。
表面はなめらかだが、箸に伝わる重さはしっかりしていた。
その麺を、味噌のつけ汁へ沈める。

ひと口すすれば、最初に広がるのは味噌のコク。つけ汁は濃厚で、極太麺を受け止めても味がぼやけない。
見た目から想像するほど辛さは強くなく、味噌の丸みが前に出ている。力強いのに、尖りすぎてはいない。
これはいい。
二郎らしい食べ応えのある麺に、味噌が真正面から向き合っている。どちらかが引くのではなく、太い麺と濃いつけ汁が、互いに譲らず成立している。
麺を深く沈めれば、味噌の存在感が強くなる。半分ほどつければ、小麦の風味と歯応えがより分かりやすい。
同じ一杯の中でも、つけ方で印象が少しずつ変わる。つけ麺には、自分で味の濃さを調整できる楽しさがある。
ニンニク、ヤサイ、アブラが加わる
続いて、ヤサイをつけ汁へ。
濃厚な味噌をまとわせると、麺とは違う軽さが生まれる。麺だけで走り続けるより、途中にヤサイを挟んだほうが箸のリズムが整う。
ニンニクがつけ汁に混ざり始めると、味噌の丸いコクに鋭い香りが加わった。
おとなしかったわけではない。だが、ニンニクが入ることで一杯の輪郭がさらに太くなる。
アブラも味噌とよくなじむ。濃厚なものに濃厚なものを重ねているはずなのに、不思議と箸は止まらない。
健康的な計算は、今日は店の外に置いてきた。ここで急に冷静になるのは、かえって失礼というものだ。
一味を加えて後半の味を変える
食べ進めるうちに、濃厚な味噌の味が口になじんでくる。
そこで途中から、一味を加えた。

一味の辛さが加わると、味噌の甘みとコクが別の角度から浮かび上がる。最初から強い辛さで押すのではなく、後半に自分で刺激を足せるのがいい。
濃厚な味に慣れ始めていた舌が、もう一度起きる。
よし、まだいける。
麺を持ち上げ、つけ汁へ。すすって、また持ち上げる。
食べ始める前には少し身構えていた量も、味噌と一味の流れに乗ると、いつの間にか終わりが見えてきた。
川越二郎で味噌を食べたい人におすすめ
約1年ぶりに訪れたラーメン二郎 川越店。
今回の味噌つけ麺は、極太麺の力強い食感と、濃厚で丸みのある味噌つけ汁を一緒に楽しめる一杯だった。
店内には独特の緊張感があり、のんびり過ごすタイプの店ではない。それでも、一人で目の前の料理に集中して食べたい人には、この空気も含めて川越二郎らしさなのだと思う。
特におすすめしたいのは、二郎のボリューム感は好きだが、いつもとは違う味を試してみたい人。そして、二郎の味噌をつけ麺で味わってみたい人だ。
ただし、味噌変更は訪問時に提供されていた限定メニュー。数量にも限りがあるため、提供状況は公式情報を確認してから向かうのがよさそうだ。
店を出るころには、味噌とニンニクの余韻がまだ残っていた。
1年ぶりの川越二郎。その空白を埋めるには、ずいぶん濃い一杯だった。
まとめ
ラーメン二郎 川越店で、つけ麺を味噌変更して味わった。
土曜10時30分の時点で並びは5人、開店時には約20人。入店した最初の一巡が全員味噌変更だったことからも、注目の高さが伝わってきた。
濃厚な味噌つけ汁、締まった極太麺、ニンニク・ヤサイ・アブラ、そして後半の一味。
川越で二郎の味噌を食べたいときに、思い出したくなる一杯だ。
今回訪問した「ラーメン二郎川越店」の詳細
ラーメン二郎川越店へのアクセス
埼玉県川越市旭町1-4-15
| 営業時間 | 火・水・木・金・土 11:00 – 20:00 日 11:00 – 14:00 月 定休日 営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| オープン日 | 2017年3月19日 |
| 公式アカウント | https://kwge26.tumblr.com/ https://x.com/kwge26 |
| 駐車場 | 無 |


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